毎年たくさん発生しては多くの人を困らせる台風。
それは人々の日常生活や行動を妨害するような暴風雨などが原因としてあげられますが、その台風は人の体調にも大きく関連してきます。
台風が近づいてくると「頭痛」、「関節痛」など様々な症状を訴える人が出てきます。
それと同じく増えるのが「喘息持ち」の方が喘息の発作を起こして苦しさを感じることです。
台風と喘息の関係はとても大きく、きちんと台風が近づいてくるとなぜ喘息が苦しくなるのかの理由もあります。
私も喘息持ちの一人なのですが台風が近づいてくるとまず息苦しさを感じるようになります。
そしてその時の体の免疫力にもよるのですが息がひゅーひゅーとして、そうなってしまうと寝るのも辛くなります。
喘息にも種類がありその苦しさは人それぞれです。
では台風がくると苦しくなるのが「なぜ」なのか、苦しさを少なくするための対処法などを書いていきたいと思います。
特に子供の頃はよく喘息を起こしては夜も寝られずに点滴を打っていました。
喘息はとても苦しい病気です。
きっと喘息持ちのお子様を持っている親の方も見ていたら辛いものがあるのではないでしょうか。
台風と喘息の関係を少しでも理解して台風の時に備えておきましょう!
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目次
台風と喘息の関係性は?
ではなぜ台風がくるとなぜ喘息が起こりやすくなるのでしょうか。
それはいくつかの理由があげられるので一つ一つお話したいと思います。
気圧の変化
- まず1つの大きな理由としまして「気圧の変動」が大きく関係しているそうです。私もよく言われるのですが季節の変わり目には喘息に注意してくださいと言われます。これは気圧がガラリと変わることや環境の変化が影響していると思います。
気圧の変動が大きいと気管支へとすぐに影響が出てきます。
喘息の人は人よりも普段の状態でも気管支が狭いと言われています。
それが台風がやってくることにより低気圧になることで血管が膨らんで気管支が狭まってしまい喘息の人は苦しくなってしまうのです。
風がふくことにより埃やダニの死骸、糞などが舞う
- 埃などが喘息のに良くないのはよく知られていると思いますが、ダニなどの死骸や糞なども悪影響を及ぼします。喘息持ちの方は自分がどんなもので喘息を起こすのか、アレルギー反応を調べてもらったこともあるのではないでしょうか?動物、スギ花粉、そしてダニなど…私の場合これらが引っかかり、注意するように言われました。
ダニは喘息の人には敵なのです。
まして台風時は風が吹いて埃も舞っているので尚更気管支には良くないですよね(汗)
普通の人でもせき込んでしまうかもしれない環境ですので喘息の方はマスクをするなどしてそういったものを体内へ取り込まないように注意を払ってみましょう!

実際に台風の時期は病院にかかる喘息持ちの人の割合が普段の2倍になるそうだよ!(汗)

苦しい思いはしたくないよね…普段から対策をしていることで喘息の発作を少なくすることも可能だからぜひ試してみてね!
喘息を起こさないためにできること
喘息は最近だと起こさないための対処法と起こってしまった場合の対処法があります。
昔は起こってしまった場合、薬で発作を抑えたりしていましたが喘息は起こさないようにすることが大事なのだそうです。
これは風邪でもそうですが喘息は苦しくなってしまうと治すのに時間が必要となってしまいます。
だから特に苦しくなってしまう前に気を付けるのが大事なのですね。
ではまず、起こらないように対処するにはどうしたらいいのか考えていきたいと思います。
日常的に摂取する薬をきちんと使う
まず欠かせないのは普段からの薬をきちんと服用することです。喘息は起こさないことが大事です。
ですので最近だと毎日服用して発作を予防する薬を服用している方も多いのではないでしょうか。
こちらは数か月分もらえることもあるので、もしも急な災害でもらえなくなってしまうことが不安な場合はお医者さんと相談しながら対応してみてください。
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喉を温かくする
こちらは体自体を暖かくすることが大事なのですが、特に喘息になりやすいのは「首回り」が寒さを感じた時だと思います。
例えば手足が冷えてしまった場合はギリギリ何とか保てていても喉が冷えてしまうとほんの少しの時間でもひゅーひゅーとなってしまうことがあります。
なので特に体の中でも首回りを温めることは大事です。
冬などはマフラーを使いながら喉に寒さを感じる間もないようにぜひ気を付けてあげてください。

もちろん体自体が冷えてしまうのが喘息持ちの人にとっては大敵だよ!体が寒さを感じないように早め早めに対策してね!

寒くなる前に冬物の服を出して、マフラーを出して…コタツも出しちゃおう♪
マスクを使う
喘息の人に良くないものとしてハウスダストやダニの死骸などがあることは上記で述べましたよね。
その対策としていいものが「マスク」です。
ただし、こちらは喘息が酷くなってしまうと苦しくてつけていることは困難になるかと思いますので、台風がやってくると分かった時や風が強い時など場合を考えながら使ってみてください。
台風が近づいて寝苦しい夜にはこういったマスクで喉を保護するのもおすすめです。
喘息が起こってしまった時の対処法
どれだけ対策をしていても喘息が起こってしまうこともあります。
特に体力のない子供ほど喘息は酷くなります。
発作が起こってしまった場合は
まず発作の時の吸入器を使いましょう
ただし、こちらは動機がする、手が震えるなどの副作用がありますので1日の上限回数を守り、日常的に使うのは避けてください。
健やかに病院へいきましょう
喘息はなるべく早く早く行動することで苦しさの度合いが変わってきます。
吸入器を使っても、酷くなってしまうと効き目を感じられなくなります。
ですので台風がきても営業している病院を探して点滴を打ってもらうだけで大分楽になりまのでその場合は早急に病院へ行ってください。
座椅子などをベットの上に敷き寝心地を調整する
喘息の発作が起きると治まってくるまでは横になるのも大変ですし寝ることができなくなってしまうこともあります。
そういった時はベットの上に座椅子を起き横になるのを調整しながら、苦しくない程度まで起こして体を休めてください。
眠れなくてもいいので発作をおさめること、体を休めることを意識してくださいね。
最後に
喘息と台風は大きな関係があること、喘息の発作はとても苦しいことは、沢山の方に知っていてほしいことです。
この発作は気管支が狭くなり息苦しくなるためとても不安になる病気でもあります。
ですので近くで身近な方が発作を起こしている時は優しく声をかけながら背中を擦ってあげてください。
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