近年日本では、東日本大震災や熊本地震などの大規模地震や、大雨や集中豪雨などの自然災害が頻発しています。
近い将来いつ大地震や自然災害が起こるかわかりません!
災害によって避難所生活を余儀なくされたり、車中生活を送ったりする被災者の姿を、テレビのニュースなどで目にします。
災害の起きた場所や、被害の規模の大きさによって避難者の数も変わってきますし、
実際に、避難所に備蓄されているものが避難した方々に全て行きわたるかはわかりません。
避難所によっては赤ちゃんに必須の紙オムツでさえ、こんなに備蓄数が少ないの?!とおもうほど赤ちゃん用の防災品が少ない場合もあります。
近い将来、大地震がくるかもしれないことは知っているけど、なにをどのくらい備えたらいいのかわからない!
赤ちゃんの子育てに忙しいママは日々の生活に追われ、赤ちゃんの防災品などのことは後回しになりがち!
そんな忙しいママさんでも迷わずに赤ちゃん用防災グッズをそろえられるように、おすすめの赤ちゃん用の防災グッズをご紹介します。
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目次
紙オムツ
身体にあったサイズのもの、ワンサイズ上ものも、普段から多めに在庫しておいたほうが安心です。
オムツがはずれた子供さんでも避難所ではトイレをするのが難しい場合もあります。
避難所では不特定多数の方がトイレを使用するので不衛生になりがちだったり、慣れない環境だったり。
トイレではなくオムツで用をたすかもしれないことを想定して、オムツを卒業した子供さん用にもいくつかオムツを用意しておいてもいいかもしれません。
サイズアウトや、オムツがはずれたりして余ってしまった場合でも、下に生まれたご兄弟にも使えますし、オムツなら赤ちゃんのいるご近所さんに譲っても喜ばれるはずです。
水道が止まってしまった時の非常用トイレの中に吸収剤として余ったオムツをしいて使うこともできますし、無駄にはならないと思います。
ぜひ多めに紙オムツを備蓄しておいてください。
日常での1日の使用枚数の平均と目安
- 生後2ヶ月まで:8~12枚
- 生後3~6ヶ月まで:6~10枚
- 生後6ヶ月~1歳まで:5~8枚
非常持出用のリュックなどに紙オムツを入れるときは、ジップバックに入れ空気を抜くなどして、コンパクトにして入れておくのがおすすめです。
リュックのスペースも確保しやすくなりますし、防水にもなり一石二鳥です。
少なくとも1日5枚×3日分=15枚は入れておきたいですが、リュックの中はスペースに限りがありますのでなるべく入るだけ入れておきましょう。
おしりふき
赤ちゃんの肌がかぶれないように、しっかり拭いて清潔にしてあげましょう。
また大人の身体を拭くのにも使えます。
断水時や避難所ではお風呂に入ることができませんので役立ちます。
ビニール袋
紙オムツを捨てる用。臭いが閉じ込められるものがいいですね。
避難所ではまわりへの臭いが迷惑ではないか?と気になるはずですよね。
粉ミルク
普段は母乳をあげているママさんでも、災害により大きなストレスがかかると母乳の出が悪くなることもあります。
また災害時はママ以外の普段粉ミルクを使い慣れていない方にも作ってもらわないといけない状況が起きるかもしれません。
そこでおすすめしたいのが誰にでも簡単に作ることができるキューブ状の粉ミルクです。
明治ほほえみらくらくキューブという商品が便利です!
乳幼児が一度の授乳に必要な約200mlを1袋で作れます。
計量する必要がなく誰でも簡単に作れそうですね。
大箱1箱で3日分になるそうなので、うちは〇〇日分備蓄したいから〇〇箱買っておこうと考えることができます。
これならどのくらい買えばいいか迷うことがなくなりそうですよね?!
普段粉ミルクを飲んでいない赤ちゃんがいるお宅でも、粉ミルクは離乳食作りに活用できますので、無駄になることを心配する必要もありません。
粉ミルクを使った離乳食レシピもいろいろあります。
使い捨て哺乳瓶
哺乳瓶は消毒が必要です。
普段は水と消毒薬を混ぜたりして消毒液をつくるものが多いと思いますが、災害時は水が貴重になります。
消毒不要、使い捨てできる哺乳瓶が便利です。
旅行時にも使えますし、忙しいときにもいいですね。
赤ちゃんが大きくなって不要になった場合でも、必要なご家庭に防災用として譲ってあげても喜ばれるかもしれません。
水
ミルクを作るのに水が必要になります。
家での備蓄用に1人3リットル×7日分×家族分といわれています。
非常持出用には小ボトルを入れておくといいでしょう。
重くて持ちきれないと困るので持てる分だけでもあると安心です。
簡単湯沸かし器
ミルクを作るときにの水や、離乳食を温めるのに使え、あると便利です。
使い捨てカイロでも離乳食を温めたりするのに役立ちます。
簡単湯沸かし器POT【20回セット(5回セット×4)】 火の無い所でお湯が沸く!
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離乳食
レトルトなどの離乳食も十分に準備しておきましょう。
食べさせるときにはスプーンなどが必要になりますので、使い捨てスプーンがあると便利です。
断水や避難所では水の確保が難しい場合があるので。
1食毎にスプーンが付いている便利な離乳食商品もあります。
1日3食×7日分=21個くらいあると安心ですね。
賞味期限がどのくらいまでかをぜひ確認して購入してください。
賞味期限内に食べきるように、忙しくて離乳食を作るのが大変なときや、お出かけの時などに消費していくと無駄にならないかと思います。
7か月、9ヶ月、12ヶ月、1歳4ヶ月などの月齢にあった離乳食がそろっています。
抱っこひも
もし避難所へ避難するときは、赤ちゃんは抱っこひもで抱っこするのがいいとされています。
両手が空きますし、肘を地につけて四つん這いになることで赤ちゃんを落下物から守ることもできます。
ベビーカーは足元が悪い中などの避難時やめたほいがいいとされています。
着替え
赤ちゃんはよだれがでたり、母乳やミルクを吐いたりもよくします。
非常用持ち出し袋に少し着替えが入っていると安心です。
非常用持ち出し袋に入れる際、オムツの時と同じようにジップバックに入れて圧縮させるとコンパクトに入れることができ防水にもなります。
こちらもリュックの中のスペースに限りがありますので、せめて下着と洋服の1セットを入れておきましょう。
バスタオルなど
バスタオルのような大判のタオルは、水分を拭き取るのはもちろん、寒い時期の災害では防寒になります。
また災害時の授乳ケープとして目隠しにもなります。
大きさも赤ちゃんをくるむのにちょうどよく、なにかと便利です。
非常持ち出し袋に入れるにはかさばるものだと思うので、1枚だけでもあったほうがいいでしょう。
おもちゃ
なるべくいつもとかわらない状況をつくってあげることが、赤ちゃんの安心につながります。
お気に入りのおもちゃや絵本があったほうがいいでしょう。
避難所などではまわりへの音が気になるかと思いますので、おもちゃは音のでないものが〇です。
母子手帳・健康保険証
母子手帳には赤ちゃんの発育や健康状態、病歴などが細かく記載されております。
避難生活での急な発熱や怪我など、いざというときに診療をスムーズに受けることができますので、避難する際は忘れずに持っていきましょう。
まとめ
予算や備蓄スペースに限りがあるかもしれませんが、オムツやおしりふき、粉ミルクや離乳食など、普段つかっているものを多めに備蓄していると安心ですね。
大人が使っているものを併用できないものは赤ちゃん用防災品としてしっかり準備しておきましょう!
避難時には安全に避難することが最優先になります。
大人用の防災品も赤ちゃん用の防災品もリュックに背負って、赤ちゃんを抱っ子ひもで抱っこして・・・
もし実際に避難するときは落ち着いて安全に避難を心掛けましょう。
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