平成30年北海道胆振東部地震が9月6日におきました。マグニチュード7,0とかなり大きい地震です。

過去にも阪神、九州(熊本、大分)と地震が起きて、今や地震の緊急時必要な防災に対するグッズは必須と言えるでしょう。政府はマグニチュード7レベル級の首都圏直下巨大地震が「30年以内に70%程度の確率で発生する」と発表しています。いつどこで地震がおきてもおかしくない状況にあります。

総務省消防庁は「地震などの災害に備えて」というのには「非常袋などはいつでも持ち出せる場所に備えておきましょう」と打ち出しています。

阪神の被災を受けた方の話を聞いたことがありますが、大きく2つに分かれている様ですが、地震に対する意識として被災したことのある人は以前よりも防災行動に気を付けるようになったようです。

これはやはり実際に地震を体験して、苦痛を味わい、どん底を経験し、危機感を抱いたからだと思われます。いつおこるかわからない地震に関して準備してもしょうがないと思っている方もしるかもしれませんが、「備えあれば憂いなし」です。

私たちの防災意識を高めるとともに、今回はすぐに避難しなければならない状況での緊急時に必要な防災グッズについて考えていきましょう。

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緊急時の防災グッズの必要性

地震や台風などの災害があった時にライフラインが止まったり、場合によっては緊急で家から出なければならない事もあります。

もしそうなってしまった時、準備が出来ていないと何も持たずに外に出なければならないかもしれません。

雨が降るかもしれない、閉じ込められてしまうかもしれない、怪我をするかもしれない
災害時はかもしれない事がいつ起こるか分りません。

そんな時にあなたを身の危険から少しでも守ってくれるのが防災グッズです。

通常、地震が発生した場合、必要最低限度3日間の備蓄があればなんとかしのげると言われています。

とりあえずは3日分の備蓄があれば、それから色々な所からサポートがされるので一応3日と言われるのでしょう。

そこですぐに避難しなければならない状況での緊急の防災グッズを考えてみましょう。

たいさくんたいさくん

災害はいつ起きるかわからないから家族みんなで準備するのが大切だよ

最低限防災グッズに必要な物

命を守るために必要な物ですので日頃から準備をし対策しておきましょう。
ここでは、即座に使用する物と、最低限の緊急避難用として防災リュックに準備しておくべき物をまとめました。

即座に使用する物

●スリッパあるいは靴
ガラスやがれきなどの中を歩くので、危険防止のため裸足は危険です。

●懐中電灯
夜間に災害があった場合には、停電が考えられるので必要です。日頃から懐中電灯を枕元に置いておきます。(すぐに逃げ出せるように)

●ヘルメット若しくは防災頭巾
色々な物が頭の上に落ちてくる恐れがあるので、それらから頭を保護するためにも枕元近くに置いておくといいですね。

●携帯電話
家族との連絡などのために必要ですね。

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リュックに入れておく物

●リュック
防災グッズを入れる物としては両手が自由になるリュックが丈夫で動きも取れるので最適です。
そして日頃より、玄関の近くに置くなどしておけば避難する際にも迷わずに機敏な動きを取りやすいでしょう。

●ホイッスル
がれきの下に入ってしまったりした時、自分の存在をしらせるためには、必要です。災害時はヘリコプターが飛んでいる事もあるので、ホイッスルの方が人に自分の存在を知らせやすいのです。

●身分証明書(メモ書きなどでも可)
病院に運ばれた際などに自分の身分を明確にするのに必要です。
緊急の連絡先なども記載してあったほうが良いでしょう。

●マスク
粉塵の防止とインフルエンザなどの感染症防止のため。

●軍手
がれきなどを避けながら逃げためとあるいは防寒②もなります。

●救急セットと薬
お薬手帳など自分の日常生活になくてはならないものも必要です。

●ラジオ
ラジオは現在の地震情報を知るためや、また様々な情報をしるためにも必要ですし、時に気分転換の役割を示してくれます。

●ローソク
暗い場所の場合に明かりをともしてくれるし、暖かくもなります。

●雨具
雨に濡れると体温を失われるために体温調整にもなります。簡易的には100円均一の物もありますが山用のポンチョがあれば両手があいて便利です。

●救急セット
怪我や負傷した場合簡易的な三角巾やカットバンなどを準備してとりあえず応急処置をしておくといいでしょう。

●トイレットペーパーもしくはウェットテッシュ
トイレットペーパーもしくはウェットテッシュは何かと使えるので必要ですね。

●サランラップ
サランラップはあまり紹介されていませんが色々な物に代用できます。
食器を洗えないので食品用に使う場合もあるし、止血をするためにぐるぐる巻きにすることも出来きます。

●水や食料
水や食料は特に備蓄が必要です。
注意しなければいけないのは賞味期限がきちんと守られているかどうかを確認しましょう。

●現金
北海道の地震では店が開いていて、現金で品物を購入している人々を多くみかけました。2,3万円と小銭があればいいでしょう。

さいごに

とりあえずは必要最低限度の防災グッズです。これらはすぐに逃げ出せる玄関の近くとかにおいておきましょう。

また、食料は賞味期限が切れていないかどうかを確認しておきましょう。

持ち出すときの重さは10~15キロといわれていますが、10キロと言えば米10キロと同じなのでけっこう重いですね。女性にとってはけっこうな重さですね。

私は以前山歩きをしていましたが、15キロといえばけっこう重いですね。なので、重すぎて逃げ遅れては意味はありません。
コンパクトにまとめて重量を軽くするようにしましょう。

防災グッズは時折確認して、賞味期限切れなどあればこまめに補給するなどしておきましょう。

防災グッズを確認する人

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