大型の地震が最近頻繫に起こりますね。

熊本地震や、最近の北海道地震などはニュースで見ていても痛々しい被害が多くあり心を痛めました。

大型ではなくても地震は多発しており、いつ私たちの生活を脅かす事になるか、まるで想像できない状況になっております。

大型の地震時、家が崩壊してしまった時、また、崩壊しそうな家にいることもできない時あなたは何処へ行きますか?

もしペットなどといるためや、はたまた何かしらの事情で避難所で生活できなくなった場所、あなたのプライベートな空間の一つとして「車」での車中泊が浮かんでくるのではないでしょうか?

勿論、車をもっていない人もいるため一概には言えませんが、車中泊はプライベートを確保するのにとてもいい一時的な避難場所になると思います。

しかし、被災時での車中泊の仕方って意外とどうしていいのか何が必要となってくるのかなどがわかりませんよね。

地震が日本人を不安にさせることが多くなってきている昨今避難所を利用する事も重要ですが、車中泊の仕方も知っておくとためになるのではないかなと思います。

地震の恐怖から自分や大切な人を守るために、車の重要性や車中泊の仕方や車中泊に必要なもの、危険性なども知っていてほしいと思います。

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被災時の車中泊の仕方とコツ

車中泊のコツ

車中泊をするのには向いている車とそうでないものがあります。

向いている車としましては後部座席を前へと倒すことができ、なるべく水平に保つことの出来るフラットシート車が向いています。

ミニバンなどは車中泊をするのに向いているそうです。

そういった車で車中泊をする場合、座席のでこぼこをなるべくなくす事が重要です。

理由としましては人は「水平な状態でないと安眠できない」そうなのですね。

柔らかなタオルなどを折ったり丸めたりしながら座席のくぼみをなるべく少なくするように埋めましょう。

常にタオルを何枚か車に積んでいるといいと思います。

ドアを開けて空気の入れ替えをしながら窓にカーテンやタオルで他者からの目線を遮りプライベートを確保することで車中泊をしましょう!

たいさくんたいさくん

普段何気なく使っているタオルがこんなにも役に立つんだね

はぴーちゃんはぴーちゃん

柔らかめだとより自分に合った好みの高さに調整できるのがとても便利!

被災時の車中泊に必要なものとあったらいいもの

白いタオル

さて、ここからは地震などの被災時に「避難先がない…」「どこに行ったらいいか迷って車中泊をする事に決めた!」、または車中泊をすると決めている人必要なものあったら良いものをいくつかご紹介させていただきます。

タオル(複数枚)

こちらは上で書いた通り、座席の窪みをなくすのに重宝します。

そして周りからのプライバシーの保護としてガラスに張り付けることで簡単なカーテン代わりになります

張り付けるためのガムテープなどもあるといいでしょう。

毛布などの防寒具

こちらは季節によりますが冬には必需品ですね。
寒さは体調をくずす原因にもなりますし、体力も奪いますのでしっかりとした防寒対策が必要です。

冬にエアコンをかけながら寝るのは命にかかわるそうなので絶対に止めましょう。

携帯トイレ

ケンユー 高速道路 地震震災時等でのトイレ確保に 携帯ミニトイレ プルプル3個入

こちらは男性用はもちろん女性にも使えるもの、すぐにゼリー状に固まって燃えるゴミに出せるものもありますので、自分に合うものを見つけてみてくださいね!

懐中電灯

夜などは車を止めていることも多いので気軽に周囲を見回すのに、もしもなにかトラブルがあった時に必要です。

予備の懐中電灯を持ったり、乾電池を多めにそろえたりしておきましょう。

テントや寝袋

こちらはエコノミー症候群にならないために数日以上の車中泊をする場合は必需品になると思います。

数日以上になってしまう時はこちらを利用し上手く活用しましょう!

実際に、テント泊は2016年の熊本・大分地震にアルピニストの野口健さんの提唱により学校の校庭一面にテントを張り巡らせ被災生活をすごしております。

扇風機

USB対応の扇風機

こちらは夏に有効活用する事でより快適な時間を過ごせると思います!

手持ちやのものUSB扇風機なども売っていますのでモバイルバッテリーなどと共にもっているとよいです。

虫よけスプレー

こちらも夏に重要なものとなります!

外にはいろいろな虫や蚊がたくさんいます。家と比べると車の中は暑く、虫刺されのかゆさも倍増します。

かゆみは不眠の原因にもなってしまいますのでしっかりと対策しましょう。

同時に刺されたときの薬も持っておくと良いでしょう。

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車中泊のメリット・デメリット

車中泊のデメリットは下でお書きしますが

  1. 長時間するとエコノミー症候群になりやすい事
  2. 狭い車内で足を延ばしにくいためストレスがたまりやすいこと
    などだと思います。

ではメリットは何でしょうか?

こちらはまず

  1. プライバシーが確保されやすい事
  2. 動物を飼っている場合近くに居ながら一緒に避難できること
  3. もしも二次災害が起きた場合すぐに逃げることができること

などがあげられます。

デメリットの方は携帯トイレやテントなどを用意しておくことで少なからず解決できるかなと思います。

車の近くにテントを張る場合は周りの人に迷惑をかけないように注意しましょう。

動物を飼っている場合などは避難所が肩身の狭い場所に感じてしまう事もあるかと思いますし、プライバシーが気になる方は避難所生活はそれはそれでストレスが多くなってしまうと思いますので、それぞれの特徴を考えながら車中泊をしてみてくださいね!

車中泊をするにあたって知っていてほしい注意点

車中泊の注意点

まず車中泊をする場合ですが、こちらは連泊するなら最高でも3日までとしてください。

熊本地震の際には避難所へ入れなかった人の中には車中泊をした方が多くいたそうなのですが、その中には「エコノミー症候群」になった人が多くいたそうです。

車内などの狭い空間ではストレスも多く、足を延ばして寝ることも困難である事も多いと思います。

長時間同じ体制で足を曲げていると、血液の流れが悪くなり静脈に血栓ができてしまう状態を引き起こしてしまうこともあります

こちらの予防法は水をたくさん飲む事だそうです。

ですが避難所などのトイレは使い心地や清潔面などを思うと行くのをしぶってしまい、エコノミー症候群は女性の方がなりやすいそうです。

避難している状態ではなかなかトイレへ行くのは困難な事もあるかと思いますが、女性は知り合いの方へ付き添ってもらいながらきちんとトイレへいくことで予防してみてくださいね!

たいさくんたいさくん

災害時にトイレへ行くのってちょっと勇気がいるよね…でも体のことも考えてこまめに行くようにしよう!

まとめ

車中泊についてお書きしましたが、どのような感想を抱きましたか?

コツがあったり長期間は危険であったり少し意外に思った方もおられるのではないでしょうか?

ですがメリットもきちんとある避難方法ですので、もしもの時は参考にしてみてください!

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