2017年~2018年シーズンは終わってみれば平年より気温が低く、降雪量もかなり多いシーズンとなりました。
関東地方でも1998年、2014年に続いて2017年は”近年まれにみる大雪”となりました。
もう12月…本格的な冬がいよいよやってきます。
雪道の車の運転で危ない思いをしたことがありませんか?
あなたの車はしっかり雪対策をできていますか?
雪道の路面状態は普段とは全く違ったものになります。
大した雪の量ではないから大丈夫?!
雪対策をせずに車を運転しようとすることは、実はとても危険なことなのです。
雪道での車の運転に必要な雪対策とはなんでしょうか?
知らなければならない雪道を安全に運転する方法などをご紹介します。
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目次
大雪が予想されるとき、車を運転してもいいの?
大雪が予想されたとき、やむを得ず車で外出するときには雪対策が必要です。
雪対策としては当然、タイヤにはチェーンを巻くことが必要です。
または冬用のスタッドレスタイヤを履いておかなければなりません。
そんなことは車を運転する人なら誰れも知っていることだと思います。
しかし、とても高確率で予想してくれる気象予報ですが、当てにしすぎていませんか?
チェーンを巻いていないけど”雪が降り始めるより前に帰ってくれば大丈夫”なんて、安易に考えたことはありませんか?
雪の降りはじめの時刻が予報より時刻が早まってしまったら?
降り始めてみたら降雪量が思いのほか多かったら?
大雪が予想されるとき、やむを得ず車で外出するときは必ずタイヤにチェーンを巻くこと、またはスタッドレスタイヤを履いていることなどの雪対策が必要です。
不要不急の外出はなるべく控えたほうがいいでしょう。
雪道での安全運転のコツ
普段雪に慣れていない地域の方にとって、実は雪道の運転はとても危険なものです。
雪道では路面が凍結して滑りやすくなっていたりして、ブレーキが効かないことも。
雪道運転の危険を知らずに運転すれば、大事故につながる恐れがあります。
やむを得ず雪道を運転する場合の安全運転のコツを確認しておきましょう。
運転前にやっておくこと
まずは運転前に、車の上の雪はなるべく落としておきましょう。
走行中に車の上の雪がフロントガラスに落ちてくるのを防ぐためです。
前方が見えないと事故につながる危険があります。
もしもの時のために【雪対策グッズ】を積んでおこう
慣れない雪道運転。
何が起こるかわかりません。
雪にはまって車が動けなくなることもあります。
車に積んでおきたい雪対策グッズの確認をしておきましょう。
スコップやけん引ロープ、雪かきをする時に使う手袋、雪から脱出するための対策グッズでスノーヘルパーというものがありますが、これらは車に積んでおきたいですね。
雪道でのアクセルやブレーキの効き具合は?
雪道運転では急発進や急加速は絶対にやめましょう。
ハンドルを切りながらの急ブレーキはとくに危険です。
道が直線のうちに減速しておくことが必要です。
運転前に、停止時の状態でアクセルを踏んでみて、どの程度のアクセル操作でスリップするかを確認しましょう。
なるべく車通りや人通りのない場所で、低速時に強めのブレーキを踏みABSが作動するかを確認しておきましょう。
車間距離を十分にとる
前の車の動きをよく見て、歩行者、信号に注意し、何かあっても早めに対応できるように心がけましょう。
そのために前の車との車間距離を十分にとることが大切です。
車線変更は控える
センターラインに雪が残っていることがあります。
急な車線変更などは危険な場合もありますので注意が必要です。
その他に、バス停でのバスの追い越しや、左折車の回避など、無理に追い越したりすることは控えましょう。
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【運転場所別】どんなことに注意したらいいのか?
雪が降った後の路面状態は場所によってはとても危険な箇所があります。
どんな場所が危険なのかを知っていれば、より安全を意識して運転することができるのではないでしょうか?
やむを得ず路面状態が良くない時に運転する場合は、雪の降った後の運転で注意すべき点や対策を事前に確認しておきましょう。
交差点は滑りやすいって知っていますか?
交差点は轍(わだち)やアイスバーン状態になっていて大変危険な箇所です。
エンジンの熱で路面の雪や氷が解けたり、寒さで凍結したり、それを繰り返して交差点はツルツルで滑りやすくなってしまうのです。
また日陰も同じで、路面が凍りやすい箇所です。
交差点などを通るときはゆっくり慎重にというのが基本です。
交差点で停止する場合は、停止線よりも車半分ほど手前で停止しましょう。
他の車が曲がり切れずに突っ込んでくることもあるので、空間に余裕を持たせて停止させることが大切です。
青信号になってから発進するときも、止まり切れなかった車がいるかもしれませんので、信号が変わってからよく安全を確認してから発進させるようにしましょう。
雪の坂道は通っても大丈夫?
雪の坂道で、特に下り坂はスリップを起こしやすくなっています。
下り坂の途中でブレーキを踏むことや、不用意なシフトダウンは控えたほうがいいでしょう。
下り坂の前で十分に減速することが大切です。
エンジンブレーキを効かせながら下るのがいいでしょう。
カーブを走る時はどうすればいい?
カーブの手前の直進時、十分に減速しましょう。
タイヤと路面の摩擦力が非常に少なくなっています。
カーブを走るときは遠心力が働いて外側に飛び出しやすくなります。
曲がりながらの急加速、急減速はなるべく控えましょう。
タイヤが空転してしまったら?!慌てないための対処法を確認
雪道でタイヤが空転して動かなくなることをスタックと言います。
スタックしてしまったときの対処法を確認しておきましょう。
まずは車を前後に動かして、タイヤ周りの雪を固めましょう。
スコップがあれば周りの雪を取り除きます。
脱出できない場合はさらに…
タイヤと雪の間に何か物をかませる方法をとります。
フロアシートや緊急脱出用スノーヘルパーを、スタックしているタイヤの接合部分まで差し込んでから、ゆっくり発進させてみます。
またタイヤの空気圧を下げることで、地面との接地面を増やすことも効果的です。
自力での脱出が難しい場合は、他の車にけん引してもらわなければなりません。
周りに車がいない場合は、JAFロードサービスなどに連絡して助けてもらいましょう。
まとめ
雪道での運転には細心の注意が必要なのですね。
豪雪地帯など雪に慣れている地域では当たり前のことかもしれませんが、雪対策をせずに車の運転をすることはとても危険なことが分かります。
タイヤの雪対策はもちろんですが、雪で車が動かなくなった時のためにも、雪対策グッズもしっかり準備しておきましょう。
車の運転をする方は、これから始まる本格的な冬に向けてしっかり雪対策の準備もはじめましょう!
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