日本では最近、災害がとても多くなってきていますね。
地震大国と言われているほどなので地震は特に多発しています。東日本大震災、熊本地震、北海道地震…10年ほどの間に大きな災害がこれほど多いのも珍しいことではないかと思います。
地震の他にも、暴風雨、台風なども多々ありますよね。
1番近いところで最近は北海道で震度7の大地震がありました。
津波なども起こった東日本大震災では沢山の犠牲者が出ましたが、犬や猫のペットの犠牲も多くあったと聞いたことがあります。
このような時は自分の事を考えるだけでも精一杯ではありますが、そんな災害時に大切なペットがいる場合、どのような行動をとればいいのでしょうか?
自分一人で逃げるのでなく愛犬を守るため、必要な物は何かを考えた事がありますか?
もし愛犬の身になにか起こった場合、責任はすべて飼い主である私たちにあります。
もし災害時に仮にはぐれてしまった場合には何が必要か、災害時に避難する時はどうしたらいいか、その時のために何を準備いたらいいか…などなど。
災害が起こってから考えるのでは遅いこともありますので、ぜひ愛犬を守るため災害時に何が必要なのか復習してみてください。
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目次
災害時に犬にとって必要な物はなにか?
災害時には犬にも必要な物があります。
言葉が話せず意思疎通ができない分人間以上に色々なものが必要かもしれません。
そんな犬に対して絶対に必要なものを一つ一つ上げていきたいと思います。
また、災害によって在宅避難か避難所へ行くかの判断が必要なとき、ペットがいると避難所に行くことも制限されるかと思います。
在宅避難できる場合はいいですが、崩壊など二次災害の危険性があるために別の場所に行かなければならないときは、車中泊で避難生活を送る選択肢もあります。
キャリーバッグ、ゲージなど
個人的にはこちらが一番重要なのではないかと感じています。
キャリーバックと言っても、かご型のものからリュック型のもの、洋服と一体になっているものまで様々な種類がありますね。
人気があるのは柔らかな布でできている素材のお洒落な物が多く感じていますが、災害時にはペットも興奮していますし人間も動揺しています。
故に私がおすすめするのは昔からあるオーソドックスなかご型の物です。
こちらは災害時の動揺した状態でもすぐに開けることができますし、興奮状態のペットが逃げ出さないようにきちんと鍵のついている留め具があるものが逃げ出しの心配もいらずいいと思います。
できたら複数飼いの場合は大きめの物を一つ用意しておけたらもしもの時は焦りも少なくなりますね!
ドックフードなどのご飯、そして水
ドックフードにも、ドライフードとウェットフードがありますよね。
こちらはできれば両方準備しておいた方がいいと思います。
ドライフードならジップロックなどの袋に入れて長期間保存ができますので、少なくても1週間分から2週間分は用意しておくといいと思います。
5年間の長期保存ができ、栄養が豊富で食べやすいビスケット「わんパンゴールド」もおすすめです。
ウェットフードの場合は水分も含まれているため、仮にいつもと違う環境にワンちゃんが怯えて水を飲まなくなってしまった場合の水分補給にもなるため賞味期限を見ながら、できる限り多く備えておけたら安心です。
水は人間用のものでもいいと思いますが、犬や猫用の水が売っていますのでペットの健康を考えるならそちらを準備してみてください。
ペットの愛着のあるタオルや毛布
動物は自分のお気に入りの物に安心感を感じます。
それはおもちゃであったりもしますし、ぬいぐるみでもあったりしますが、出来れば普段使っているタオルケットや毛布を敷いてあげてください。
猫も犬もふかふかしているものに安心感を感じますので、非常時のワンちゃんのストレスを少しでも解消してあげられると思います。
排泄したものを入れる袋
こちらも何日もの避難生活になってしまった場合に清潔感を保つのに必要になってきます。
できたらペット用のウェットティッシュなどもあるとキャリーケースを汚してしまった場合拭いて綺麗にできるので便利です。
リード
リードは飼い主さんと愛犬がはぐれてしまわないために重要になってきます。
そして避難所などへと非難した後でも他に避難してきた方へ迷惑をかけないために必要になります。しっかりと首輪へ繋いで取れにくいものを用意しましょう。
ネームプレートのついた首輪
こちらはもしはぐれてしまった時に重要な役目を果たしてくれます。
飼い主の名前、住所、電話番号、ペットの名前を書いておきましょう。
特に飼い主の名前とペットの名前、見つけたらここにご連絡くださいという連絡先を書いておくといいと思います。
大切な愛犬を守るため、普段からこういった用意をしていればいざという時、きっとあなたの心を助けてくれますよ!

ネームプレートはオーダーメイドで作る事も出来るんだよ!

自分好みの可愛いものがつくれるね♪
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しつけをきちんとしておく
こちらは躾に大切になってくるところです
- ワンワンと吠えないように躾ける
- 人を見ただけで威嚇するようではなく、人に慣れさせる
もしも避難所での避難生活が必要になってきた場合のことを考えましょう。
避難所では犬と人間は共にいるのではなく、別れた別々の場所で過ごすようです。
できたら飼い主さんのそばに常にいるのがワンちゃんにとっては安心なのですが、世の中にはペットアレルギーの方や喘息持ちの方、動物が嫌いな方もいるためそれは難しいようです。
ですが避難所に一緒に避難できるだけでもとても幸せなことなのです。
そのときに犬がワンワンと吠えてしまうようだと、他人…特に動物を飼っていない人にとってはとても迷惑に感じられてしまいますよね。
ですので、普段から人に慣れさせておく、飼い主さんにばかり依存するのでなく色々な方に慣れさせておくことをお勧めします。
人を見て吠えたなら諭すようにし、大人しくできていることを普段から沢山褒めてあげてください!
最後に
最後になりましたが災害時における愛犬を守るために必要なものは沢山あります。
これは自分の愛犬がそれだけ価値のある大切にすべき存在であることを示しています。
そして、起こっては欲しくないことですが、最愛のペットが怪我をしてしまうことだって考えておくことが必要です。
日頃から考えることによって、いざという時にしっかりと応急処置などの対応ができ、守ることができます。
詳しくは「災害時に愛するペットが怪我…応急処置の仕方と必要なものは?」の記事を一緒に読んで頂けたらと思います。
災害時は自分の事だけで精一杯なものですが、あとになって後悔しないためにも「今」何が必要であるのかの復習を沢山してみてください。
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